型のエイリアス
再利用可能な複雑な型がある場合、Flowで型エイリアスを使用してエイリアスを作成できます。
1type MyObject = {2 foo: number,3 bar: boolean,4 baz: string,5};
このようなエイリアス型は、型を使用できる場所ならどこでも使用できます。
1type MyObject = {2 // ...3};4
5const val: MyObject = { /* ... */ };6function method(val: MyObject) { /* ... */ }7class Foo { constructor(val: MyObject) { /* ... */ } }
型エイリアスは、文字通りエイリアスにすぎません。異なる型を作成するのではなく、特別な型の別の名前です。つまり、型エイリアスは、等しい型と完全に相互交換できます。
1type MyNumber = number;2declare const x: MyNumber;3declare function foo(x: number): void;4foo(x); // ok, because MyNumber = number
不透明な型のエイリアスでは、型を同じ扱いたくない場合に代わる手段が提供されています。
型エイリアスの構文
型エイリアスは、キーワードtype
と、その名前、等号=
、型定義を続けて使用して作成されます。
type Alias = Type;
任意の型を型エイリアス内に含めることができます。
1type NumberAlias = number;2type ObjectAlias = {3 property: string,4 method(): number,5};6type UnionAlias = 1 | 2 | 3;7type AliasAlias = ObjectAlias;
型エイリアスのジェネリクス
型エイリアスには独自のジェネリクスを設けることもできます。
1type MyObject<A, B, C> = {2 property: A,3 method(val: B): C,4};
型エイリアスジェネリクスはパラメーター化されます。型エイリアスを使用するときは、そのジェネリクスごとにパラメーターを渡す必要があります。
1type MyObject<A, B, C> = {2 foo: A,3 bar: B,4 baz: C,5};6
7var val: MyObject<number, boolean, string> = {8 foo: 1,9 bar: true,10 baz: 'three',11};